NBAネタです。
いよいよ、東西カンファレンスの優勝が決まり、今季もファイナルを残すのみとなりました。東の優勝はBoston Celtics、西はLos Angels Lakers。伝統の、そして2年前のファイナルの再戦です。
昨年10月、今季が始まる前の私の予想というか期待は、昨季優勝のLakersと一昨季優勝のCelticsがファイナルで再戦してこの数年の王者を決めた後(もちろん、そこで勝つのはLakers)、来るべき2010-11シーズンから、次期リーグNo.1プレイヤーであるLeBron Jamesが王位継承戦を始める、というものでした。
ところが、シーズンが深まるにつれ、Celticsの失速が顕著となり東の三強と目されたCleveland、Orlandoにはおろか、Atlantaにも追い抜かれてプレーオフ第4シードに留まったのを見て、実はもう諦めたのでした。もうCelticsのサイクルは終わってしまったのだと。残念だけれど、LakersとCelticsという甘い蜜のような対戦は実現しないまま、LeBronの挑戦が始まるのだと。
だが、彼らは死んでいなかった。
プレーオフに入り、Miamiを破るまでは想定通り。でも、Clevelandに勝つとは思っていなかった。そのまま東決勝でもOrlandoを一蹴。そして、今日、西決勝でLakersがPhoenix Sunsを下したことで、なんとなんと、シーズン当初に思い描いた通りのシナリオとなったのでした。
アメリカのスポーツは、時々、もともとそのようなストーリーが用意されていたのではないかと思わせるような展開となることがあります。2001-02シーズンのNFL、911事件が起こった年の王者は”愛国者”の名を持つ、New England Patriotsでした。2005-06シーズン、前年限りの引退をチームメートに「来年優勝するから」と引き留められたPittsburgh SteelersのJerome “the Bus” Bettisは、故郷デトロイトでのスーパーボウルを優勝で飾り「The Bus’ last stop is here in Detroit.」との言葉を残しました。Jordan – Bullsの最後となった97-98シーズンだって、結果として優勝したからこそ、”the Last Dance”はダンスたりえたのです。
今年残ったLos Angels LakersとBoston Celticsも、そのような例に倣いそうな気がしています。批判され続けたKobe Bryantが2度の優勝により正式に”勝者”と見なされるようになるのか。はたまたCelticsのビッグ3が一時代を築いたトリオとして名を刻むのか。もしかしたら新星Rajon Rondoが今後数年を掛けてNo.1PGに駆け上る最初のステップになるのかもしれません。
さてさて、どのようなエンディングを迎えるでしょうか。